新しい車”プジョー 205CTI”がやってきた話

はじめまして。ジェイスタイルガレージの主任の渡邊と申します。
(弊社代表も渡邊ですが、そこはなんとなくお察しいただけると幸いです。。)
突然ですが、今回は私のもとに自身初の愛車がやってきた話です。「ガレージ屋なのに車も持ってなかったのかよ!」と俄然ツッコミをもらいそうなものですが、こればっかりは自分でもそう思います、ハイ。
もしよろしければ最後までお付き合いください。

 

私自身免許は18歳で取ったものの、そこからすぐにマイカー!!となるわけでもなく、どこかに出かけるとなったら実家のステップワゴンを借りていそいそと出かけるというカーライフ(と言えるほどのものではない)でした。

それからかれこれ10年余り。
ずっと車に対しての漠然とした憧れはあったんです。むしろ車のデザインには人並み以上に興味を抱いていたので、よくインターネットで調べていて、そんな事をしてるうちに車を見たらメーカーと車種くらいはなんとなく分かるようになっていました。ただ、東京で暮らし東京で勤める身分で「本当に今クルマ必要なの?」と自分自身に問うてみると、答えはいつも「否!」でした。

でもある日思ったんです。この生活をしていて車を持つ”必要”に駆られる日はくるのかい、と。
そんな事を考えたら急にウズウズ、ムズムズしだして「これはやっぱり車買っちまおう!」とひとり決心した次第なのです。

 

じゃあなんのクルマ買うか。
これはね、もう本当に悩みました。来る日も来る日もネットの記事やYouTubeの動画を見ては、カーセンサーで売りに出されている車を眺める日々、、でもこれをしてる時間が楽しいんですけどね。

そもそも基本的に古いもの好きな私。今では見かける事のない不思議なデザインだったり、随所に感じられる不便さがなんとも魅力的で普段使う道具や趣味の物などもあえて古いものを探して買ったりしています。そして車も例によって古い車が大好き!そんなこともあって新車なんてハナから目もくれず、もっぱら古い車ばかりを眺めていたのですが、ただその事を人生の諸先輩方に話すと決まって「え、絶対やめたほうが良いよ。」と一刀両断されるのです。「いや、そりゃ言わんとしていることは分かりますがね、」と最初は聞き流していたのですが、これでもかといろんな人に言われるので、小心者の私、いよいよ気になってまいりました。

要するに古い車は[壊れやすい→パーツがない→修理・維持費がかかる]とのことなのですが、そうは言ったって最近の顔がやたらといかつい車に乗る気になれないんですもの(あくまで個人の意見です)仕方ないじゃありませんか。そんなこともありながら更に色々と物色しているうちにとあるキーワードに出会います。それは「ヤングタイマー」という言葉で、定義としては「登録初年度からおよそ15〜30年ほど経過した車。」だそう。要するに80年代後半〜00年代初頭に生産されたクラシックやビンテージとまでは言えないもののそこそこに古くて今見ると少し新鮮、といった車のことです。このヤングタイマーは新しい車のカテゴリーとして欧米諸国を中心に注目されていて、今では専門誌も数多く発行されるほどだそうです。

「これだ!」とばかりにビビッときた私。それからというもの、ヤングタイマーな車をひたすら調べてはリストアップしていきます。シトロエン-BX、VW-ゴルフⅡ、フィアット-パンダ、ボルボ-240、サーブ-900等々。実際に何軒かの中古車屋さんに行き、そしてとうとう初の愛車【プジョー 205CTI】を手に入れたのでした。

実はこの車を悩んでいるときも、色んな人から「フランス車は壊れる」「パーツ無い」「大変」とバシバシ言われまくったのですが、ある時吹っ切れて「ま、それも経験でしょ!」と思い結局気に入ったやつを買いました。そして先日、長らくの整備を終えついに納車。今は通勤の足として毎日乗っています。

納車後はオーディオがカセットを飲み込んで取り出せない、パワステのオイル漏れ、幌の隙間から雨漏りといった
車からの挑戦状的な故障はあるものの、今の所全然大好きなのでこれからも大事に乗っていこうと思います。
どこかのタイミングでまたこちらでも経過をご報告出来たらと思いますのでお楽しみに。

ジェイスタイルガレージ 渡邊主任

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