片流れ屋根のガレージとロングボードを収納する小屋の話

千葉県某所。海のすぐ側の土地に、2台用ガレージのご依頼です。

建て方工事が完了。小雨が降ってきたので急いで透湿防水シートは張ります。今回のガレージは、弊社のガレージに多い切妻屋根ではなく片流れ屋根を採用。屋内に並ぶトラスの形がいつもと違い少し新鮮です。

今回のガレージの大きな特徴は、正面左側を屋根を延長したこと。玄関アプローチに屋根をかけることで、機能性が向上します。

 

そして完成したガレージがこちら。外壁は凹凸の少ないサイディングを採用したことでモダンな印象に。ガレージドアにはオプションで採光用の飾り窓を付けました。実はこのガレージにはあえて窓を設けなかったのですが、ガレージドアのトップパネルの窓であれば外から覗かれることも無いですし、防犯上も安心です。

屋内は、ガレージドアの採光窓のおかげで照明無しでもかなり明るいです。内装はこれから順次施工します。

 

そして実はこちらの物件、ガレージとは別に、同一の敷地内に物置小屋の建築もご依頼いただきました。自宅の裏に「サーフィンのロングボードを収納できる小屋を」というご希望でしたので「シダーガレージ・ジュニア」をアレンジした形でご提案させて頂きました。

小屋のサイズは幅3,000×奥行2,000mmと小ぶりなサイズですが、ロングボードを縦に収納する関係で、土間から天井までの最低高さを3.1mに設定しましたので背高の壁パネルです。ただパネル自体は比較的軽量なので、大人二人で持ち運びができます。

壁が仕上がったら、小屋組みです。といってもこちらも垂木パネルになっているので乗せるだけ。スピーディに工事が進みます。

構造組み立てがおよそ2〜3時間ほどで完了しました。写真だとわかりにくいのですが、壁高さが高いので、6㎡とは思えないほど大きな建物になりました。収納力もばっちりです。

 

そして完成した姿がこちら。先程のガレージと同じサイディングで仕上げられ、高級感のある外観に。オーバースライダータイプのガレージドアは奥行きが足らず付けられないので、巻上げのシャッターを採用しました。

屋内は全面OSB仕上げ。今後棚などがレイアウトされて、どのように使っていただけるか楽しみです。

 

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