【実例】参考にしたいシダーガレージのおしゃれな内装

シダーガレージはパッケージ化されたキットの商品にも関わらず、使うオーナーによって様々な雰囲気の建物になるので、販売する私達もどのように使って頂くのか毎回楽しみにしています。今回ピックアップしたガレージは、いずれもオーナーの独創的なアイデアで素敵にアレンジして使用していただいている例です。これからガレージを検討している方や、既にガレージを所有している方の参考になれば幸いです。

参考にしたいシダーガレージのおしゃれなインテリア集

1.オールドロック好きなオーナーの専用リビング
2.自然光に包まれたオフィス
3.まるで映画のセット!? 1950’sアメリカンガレージ
4.職人のバイクガレージ
5.生活感がある居心地のいいガレージ
6.クラフトを極めたオーナーの隠れ家
7.迫力のロングボード。オーセンティックサーファーズガレージ
8.異国情緒あふれる山のレストラン
おわりに

 


1.オールドロック好きなオーナーの専用リビング

オールドロック好きなオーナーは、シダーガレージを離れのリビングにしました。車を格納するスペースを最小限にし、広くとられたプライベートスペースには思いっきり自分のこだわりを詰め込めます。

白い壁を淡いブルーで縁取ったインテリア。遊び心がありながらもコテっとしていない良いバランスの配色です。また土間コンクリートの上にフローリング材を貼った事で、ぐっと温かみのある空間に。

棚で仕切られた部屋はソファが並べられてくつろぎのスペースに。フローリングを別の材に変えているところにも注目です。

棚にはレコードのコレクションが並べられています。CD含め何百枚ものコレクションですが、とても綺麗に収納されています。

上部の妻壁にオプションの台形窓を取り付けたことでとても明るい室内。シダーガレージの特徴であるトラスもインテリアのいいアクセントになっています。

 


2.自然光に包まれたオフィス

こちらではシダーガレージをショップ兼オフィスとして使用しています。大開口の折れ戸を含めオプションの窓を多数追加しており、外観・内観上のとても大きな特徴になっています。

インテリアはとことん白を基調としていて、トラスと屋根の野地板まで白に塗装しています。ただ家具やフローリングはナチュラル色の木なので、洗練されつつも温かみのある居心地のいい空間に仕上がっています。

日当たりの良い屋内は開放感が有りいい雰囲気です。商品棚も全ての壁面を使うのではなく一面だけに集約していることでごちゃごちゃしていないのも好印象ですね。


3.まるで映画のセット!? 1950’sアメリカンガレージ

アメリカ好きな方にお選びいただくことが多いシダーガレージ。それゆえアメリカンな内装に仕上げて使っていただいているケースも多いのですが、こちらはその中でも特にこだわり抜いて憧れのオールドアメリカの雰囲気に仕上げたガレージです。

壁パネルの内側にボードを張るのではなくそのまま塗装してしまうという珍しいケースですが、この簡素な仕上げが逆に「古き良き」感の雰囲気作りに一役買っています。ペンキの色もグッド。

屋根裏には吹付けの断熱材があらわしになっています。このラフな雰囲気もシダーガレージのイメージにぴったりです。

ガレージドアの裏面も同じくブルーで塗装。抜かりないです。

それにしても、よくぞここまで沢山集めたというサインボード、ネオンボードの数々。ヴィンテージの家具や雑貨も多数あり、まさに「アメリカン・グラフィティ」のような雰囲気です。


4.職人のバイクガレージ

続いてはバイクガレージ。オーナーは自身のバイクはもちろん、知人のバイクを預かって整備することもあるそうで、その仕事場としてシダーガレージを使用していただいています。

耐久性を高める目的で赤茶色に塗装された土間コンクリートが、無骨な印象でかっこいいです。

作業机と工具棚はご自身で製作されたそう。メタルとダークウッドのインダストリアルな雰囲気が、わざとらしくなく、かっこいいです。大小様々な工具もきっちりと整頓されており、オーナーの几帳面な性格が伺えますね。

壁がけのコンプレッサー&電源のドラムもなんだかおしゃれ。内装が全体的に無骨な印象なので、所々にあるポップな色が映えます。


5.生活感がある居心地のいいガレージ

母屋の真隣に建てられたこちらのガレージは、飾っていないのにどこかおしゃれでカッコ良く、雑誌にも度々取材していただきました。

自宅に置ききれなくなった私物を全てこちらに移したというガレージ内部は、確かに沢山のもので溢れているのですが、乱雑ではなく、壁やトラスの収納を使ってきちんと整頓されています。またキット標準の上げ下げ窓に格子をつけたのも良いチョイスです。  

基本的にアメリカを感じさせるものが沢山置いてあるのですが、よく見ると以前に娘さんが使っていたという勉強机があったり、はたまたどこでも売っている収納BOXがあったり。オーナーの肩肘張っていない雰囲気がそのまま空間に現れています。


6.クラフトを極めたオーナーの隠れ家

こちらのオーナーは木工や鉄工、鉄の溶接などをご自身でされる方で、その技術とセンスを活かしてガレージのインテリアもかっこよく仕上げています。

乱尺の板で内壁を仕上げました。照明は船で使われるようなマリンランプを壁付。あらわしの電線も相まって、秘密基地的な雰囲気が漂います。

工具や道具もあえてエイジング加工やステンシル等で装飾しており、インテリアとしての存在感も抜群です。アメリカの有名IT企業の多くが小さな一軒家のガレージからその歴史をスタートしたそうですが、このガレージにもなにか新しいものが生まれそうな雰囲気がある気がします。


7.迫力のロングボード。オーセンティックサーファーズガレージ

ベテランサーファーのオーナーが建てたのは、中に入っている車も含めてまさに西海岸の雰囲気を醸す正統派と言えるようなサーファーズガレージです。

使い込んだロングボードが迫力満点です。縦置きできるのは天井を張らないシダーガレージならではかもしれません。
また時間が経つと見えている構造の木材が黒ずみ、更に重厚感がましてかっこよくなってくるでしょう。
経年変化が楽しめるのも木造のシダーガレージならではです。


8.異国情緒あふれる山のレストラン

とある山間のガレージ。こちらではシダーガレージを多国籍レストランとして使用していただいています。
木の雰囲気を生かしたナチュラルな外観が渋いです。

店内に入ると木の雰囲気を活かしたおしゃれな空間が広がっています。壁一面に置かれている瓶に入っているのは様々な国のスパイス。
トラスの間からは大小様々な照明が不揃いな高さで吊り下げられており、お店の「山小屋感」の演出に一役買っています。

片隅に置かれた小ぶりな薪ストーブもいい雰囲気。また大きなテラス戸からは眺めのいいテラス席に出ることが出来、お店にいながら外の自然を存分に堪能出来ます。


おわりに

いかがでしたか。いずれの例もオーナーの「好き」が沢山詰まった魅力的な空間に仕上がっています。これらを参考に、ぜひ皆さんも自分らしい唯一無二の素敵なガレージを作って下さい。

 

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