既存の車庫にガレージドアを新設した話

都内某所。既存の車庫の建築からおよそ25年経ち、だいぶ汚れや傷みがひどくなってきたので、綺麗にすると同時に、ガレージドアを新設したいというご依頼を頂きました。(弊社では鉄骨下地とガレージドアの工事のみ担当しました)

まずはBEFOREの状態。アーチ状の屋根が印象的な鉄骨造の車庫です。こちらにガレージドアを取り付けるのですが、元の状態だと開口が広すぎてガレージドアが取り付けられないので、鉄骨を増設し開口を狭めます。

壁や天井の塗装も、かなり汚れて、所々ひび割れを起こしています。

 

鉄骨下地の工事当日。既存の開口寸法に合わせ、予め加工された鉄骨が納品されます。

今回は外装のタイルも張替えなのですが、取り急ぎ、鉄骨を増設するにあたって必要な箇所のみ削ります。

鉄骨を仮置きして位置を決めたら、コンクリートの土間にケミカルアンカーで固定します。

鉄骨の増設工事が完了しました。三方およそ30cmずつ狭めましたが、それでも十分な有効開口が取れています。

開口部の工事と併せて、ガレージドアレールの吊り下げ用の天井下地も必要箇所に増設します。またガレージドア以外の出入り口が無いので、窓を一箇所つぶして通用口ドアを取り付けるのですが、そのための開口も作製します。

 

弊社での鉄骨工事が完了してからしばらくして、現場の様子を見に伺いました。吹付塗装やタイル貼りのための下塗りが完成していました。

 

 

そして後日、屋外のタイル張りと屋内の塗装・電気配線工事が完了したとのことでガレージドアの取り付けを行いました。

トップパネルはオプションの格子付き窓を選択。こちらの車庫は4面採光なので照明がなくても明るいですが、他に窓がない場合でもこのオプション窓にするだけでかなり明るいのでオススメです。

 

そして完成。レイズドパネルのガレージドアが建物のデザインと上手く調和して、もともとついていたような自然な仕上がりになりました。巻き上げシャッターも選択肢にあったそうなのですが、「こちらにして良かった」とオーナー様にも喜んで頂けました。

屋内も見違えるほど綺麗になりました。白を貴重としたクリーンなガレージに生まれ変わり、今後も末永くご使用いただけそうです。

 

ガレージドアの商品ページはこちら

関連記事

PAGE TOP